本日は、『無意識の洗脳!』についてお伝えします。
あなたは洗脳されていますか?
洗脳の被害を受けていますか?
私もあなたも自分では 気がつかないうちに 洗脳されていると思います。
アメリカにある家族がいました。
その家庭ではクリスマスに、 七面鳥の丸焼きをするのですが、 七面鳥の両端を切り捨てて焼いています。
それを不思議に思った女の子は聞きました。
『お母さん、うちは何で 七面鳥の両端を切り捨てるの?』
お母さんは、
『あらそうね。何でかしらね。 私のお母さんも両端を切り捨ててたのよ。 そうやって教わったのよ。』と言いました。
どうやら、女の子のお婆ちゃんも 両端を切り捨てていたようでした。
女の子はお婆ちゃんに聞きました。
『お婆ちゃん、何で 七面鳥の両端を切り捨てちゃうの? 食べれるところなのにもったいないよ。』
お婆ちゃんは言いました。
『それはね、ウチは貧乏で 昔は小さなオーブンしかなかったんだよ。 それで両端を切らないと オーブンに入らなかったのさ。』
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・・
・・・・
つまり、七面鳥が丸ごと入る オーブンを使っている今、 わざわざ両端を切り捨てる必要はなかったのです。
さて、この話しを聞いて、 あなたは何を感じましたか?
このような出来事が 私たちの日常生活の至る所に存在しています。
例えば、会社の先輩に 仕事の手順を教えてもらいます。
すると多くの人は、 教わった通りにやろうとします。
もっと効率的な方法があったとしても 何故か教わった方法が正しいと 無意識に思い込んでしまいます。
教わった通りにやろうとします。
それはそれで悪い事ではありませんが、 自分の思考が固定されてしまい 別の可能性に気がつかなくなってしまうのです。
大切なのは手順や、やり方ではなくて 『目的』を意識することです。
七面鳥の丸焼きを食べることが目的なら、 両端を切り捨ててしまうことを 疑問に感じることができます。
食べられる部分を 捨ててしまっているわけですからね。
でも、
七面鳥の丸焼きをする時は、 両端を切り捨てる!
と、『方法』『やり方』ばかりに目が行くと、 その不自然さにまったく気がつかなくなります。
具体例とか、具体的な方法ばかりに 目がいってしまうと、 肝心の目的を忘れてしまうことがあります。
大切なのは『目的』です。 ゴール地点です。
そこに到達するのに、 何故この方法である必要があるのか? もっと別の方法があるんじゃないか?
これを考えると、 もっと別のアイデアが湧いてきたりします。
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