本日は、『自分なりの頑張りに注意しろ！』についてお伝えします。
ある予備校に通っていた青年が、
『自分なりに頑張って、
先生の教えに従ってきたけど不合格でした。
先生を信じた自分が馬鹿でした。
これまでの時間もお金も無駄になりました。』
と嘆いていたらどうでしょうか？
こういうことって
今までの人生で一度は経験したことがあるはずです。
自分なりに頑張ったのに。。
とか、
信じてたからやったのに。。
など。
頑張ることとか、
人を信じることは悪いことではありません。
でも、
何かの目的を
達成するためにやっていたのなら
途中経過の『頑張り』とか関係ありません。
とくに”自分なり”の頑張り。
頑張りは評価されません。
頑張ることが偉いわけでも
凄いことでもありません。
何かの目標を達成するために、
時間を費やすとか、練習するとか
努力するとか継続するとか、
トライ＆エラーを繰り返すなんて、
当たり前のことです。
中学生のときに、
平均点が70点くらいの
数学のテストで20点を取った子が、
「ふざけんなよ！
自分なりに頑張ってテスト勉強してきたのに！」
と騒いでいても失笑されるのがオチです。
その子は自分なりに頑張って
勉強したかもしれませんが、
周りの子たちはもっと
勉強していた可能性が高いです。
なんだか厳しい話に
聞こえるかもしれませんが、
『自分なりに頑張ってきたのに。。』
というのは、
第三者が見ると、
・努力の方向性が間違っていたり
・練習量、反復量が足りていなかったり
・できない自分を正当化しようとする言い訳
だったりすることが多いと思います。
会社の部下が重大なミスをして、
その部下が、
『上司のあなたを信じて、
自分なりに頑張ったつもりです。』
と言ったところで、
その”自分なりの頑張り”は
まったく評価されませんよね？
私たちはついつい、
「自分なりに頑張ってるのに、
なんで上手くできないんだろう？」
という思考回路になりがちです。
その時は
『”自分なり”ってなんだろうか？』
と考えてみるといいかもしれません。
上手くいっている人は、
その”自分なり”とは
大きくかけ離れてるかもしれません。
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