TVドラマの『相棒』はご存知ですか?
主人公の水谷豊演じる、杉下右京のセリフで、
『細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖』
というものがあります。
私はこのセリフが大好きです。
というのも、微差で格差が生まれるからです。
細かい部分が認識できないと、私たちは成長ができません。
例えば、
文字を書きますよね。
ボールペンなどで文字を書くと思います。
日常的に書く文字は5ミリ~1センチくらいのはずです。
その中で、文字の上手い人と下手な人がいます。
よく考えてみてください。
文字のサイズなんて、5ミリ~1センチの範囲です。
上手い『あ』の文字と、
下手な『あ』の文字。
それぞれの線の1ミリ以下の角度や長さの違いだけで、上手いか下手かが分かれます。
本当にちょっとした違いです。
微差です。
上手い人は、その違いが認識できます。
どこがどう違うのかが見えます。
でも、下手な人にはその違いが見えません。
違いを認識することができません。
下手なことは理解できても、具体的にどこがどう違うのかが見えません。
私たちは、ほとんど無意識に日常生活を過ごしていますが、至るところに『微差』が潜んでいます。
この『微差』に目を向けると、いろいろな場面で私たちは向上することができるようなります。
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