完璧と思ったら終わり、という認識を持つように心がけています。
例えば、
有名なシェフのレシピ本を見ながら、キッチリと素材の分量などを計り、オムライスを作ったとします。
完璧に作りました。
でも、食べてみると、これが不味い…
このような経験は誰にでもあると思います。
それが料理だったり、スポーツだったり、仕事の仕方だったり。
見本通りにやったのに見本のようにならないことがあるはずです。
その原因の多くは、
【見本通りに出来ていない!】
からです。
本人が完璧にできている “つもり” になっているだけのことが多いです。
例えば、
ゴルフのスイングが完璧にできていると思っていたとします。
でも、自分の姿を動画で撮影して見てみると自分で想像していた自分の姿とはかけ離れた自分が映っていたりします。
新入社員が完璧に作った書類を上司のあなたがチェックしたら、完璧どころか指摘箇所のオンパレードだった…
ということもあるはずです。
このように本人は完璧と感じていても、実際には完璧とは程遠いといったことが日常的にあります。
ここで意固地になって、
「俺は完璧にやった!上手くいかないのは俺が悪いんじゃなくて、あいつが悪い!環境が悪い!あいつが間違ってるからだ!」
と、自分以外に原因や責任があると考えてしまうと、そこでおしまいです。
それ以上の進化することも学ぶことも、成長することもできなくなってしまいます。
でも、
「俺は完璧にやったつもりだけど、もしかしたら改善点があるのかもしれない。自分より上手くいってる人にアドバイスをもらおう!」
と考えることができると、私たちは先に進むことができます。
自分では気がつかなかったミスや改善点に気がつくことができます。
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