前提条件を考えてみる!
前提条件を認識した上で、 正しく行動すると結果に繋がります。
多くのことは、 すべての人が平等に理解できるように、 事細かく親切丁寧に解説されません。
一定の前提条件の上で解説されます。
例えば、
『赤信号で横断歩道を渡っても大丈夫ですよ。 今まで車にはねられたことないです。』
と言ってる人がいたとします。
これを曲解せずに、 言葉通りに受け取って素直に実践したら、 車にはねられて死ぬ確率が高いです。
素直に実践することは大切ですが、 前提条件を正しく理解しないと、 とんでもないミスに繋がります。
ここでの前提条件は、
しっかりと左右を見て、 車が来ないことを確認した状態
ということがります。
この前提条件の上なら、 赤信号を横断しても事故にあわないと意味です。
これは経験上、 ざわざわ説明されなくても 直感的に理解できると思います。
話している側も、
『わざわざ説明しなくても理解できるだろ。』
と無意識に判断して話します。
悪気があって嫌がらせで、 大切な情報を隠して話しているわけではありません。
行動した側は、
『言われた通りに赤信号を渡ったら、 車にはねられたじゃないないか!!!』
と思い、指示した側は、
『なんで、左右も確認せずに 赤信号を渡るんだ?? はねられるに決まってるだろ。』
となります。
こういった状況が 私たちの生活の至るところに潜んでいます。
上司からの指示だったり、 何かの書籍で得た情報だったり、 テレビで紹介されていた方法だったり。
例えば、
『気になっている女性から連絡がきたら すぐに返信せずに数時間後に返信した方がいいです。』
という情報も、 その場の状況や、女性との関係性、 連絡の内容の緊急性などで、 いつ返信した方がいいのかは変わってきます。
素直に実践することも大切ですが、 その前提条件を認識した上で 行動することが大切です。
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