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【出会い体験談】20代女性:亜美さんのマッチングアプリ体験談

女性向け
この記事では、大阪府在住20代前半女性の亜美さんがマッチングアプリで出会った男性Cさんとのお話をお伺いしています。

■ブライダルネットで男性Aさんと出会う

Aさんとは、ブライダルネットを始めて一ヶ月ほど経った頃に出会いました。

やり取りの始めは敬語でしたが、同い年ということもあってすぐにタメ口で気軽にメッセージをしていました。

お互い大阪住みだったこともあり、マッチングして1週間も経っていない頃に「一度飲みに行こう」と誘われました。

「まだ相手の事もよく知らないので、会うのは早いかな」とも思いましたが、Aさんの明るい雰囲気に興味を持ち、デートに行くことにしました。

会ってみると、Aさんはプロフィール写真よりも格好良くびっくりしました。

「写真より格好良い!」と正直に打ち明けると、「よく言われる」と茶目っ気のある笑顔が返ってきて、イメージ通り明るく気さくな方だと思いました。

初めてのデートで行ったのは、Aさんが唐揚げ好きな私のために選んでくれた裏なんばにある「がブリチキン。」という唐揚げ専門店でした。

そのお店の唐揚げはもちろん、お酒もとても美味しく、友達同士のように話も盛り上がりました。

ただ、友達同士とは違い、Aさんは、

  • 店に入って席に座るなり「手、綺麗やね」と手を触ったり、撫でたりする
  • 「肌が綺麗だ」と頬を触られる
  • 「かわいい」といって頭を撫でる

など、スキンシップが非常に多かったのです。

突然、撫でられることには驚きましたがが、褒められたことやその触り方にいやらしさはなく、あまりにも自然な行為だったので「ありがとう」とその時は喜んでいました。

ペアーズを始めて、すでに何人かとデートをしていましたが、ここまでスキンシップをしてきたのはAさんが初めてでした。

会話もお酒も弾み、普段飲まない私もハイボールを3杯も飲んでしまいました。

初デートで親密な関係になる

もともとお酒が強くない私は、お店を出る頃には少しふらついていて、Aさんは私を支えるように肩を抱きました。

肩を抱く行為はさすがに距離が近すぎると思いましたが、私は抵抗せず、むしろAさんの香水の匂いにドキッとしていました。

「ちょっとどっかで休む?」と聞かれ、「ま、いっか」という軽い気持ちで一緒に休むことにしました。

この時の私はお酒に酔っていて、さらに格好良い人に「綺麗」や「かわいい」と褒められていたので気分も良かったのです。

Aさんの態度は、最後まで変わらず、時折冗談を言うなど、笑いの時間も多く、和やかな雰囲気でした。

会話の流れでお互いの仕事について話すことがあり、Aさんはその時にYou Tubeの動画を見せてくれました。

その動画は、「車の被り物をしたスーツ姿の男性が踊っている動画」で、どこかの会社のアピール動画のようでした。

「これ、踊ってるの俺やねん」とAさんは言い、背丈も確かに似ていたため「そうなん?!」と私は信じてしまいましたが、今思えば、嘘だったのではないかと思います。

その日は終電で帰り、自宅についた時には疲れはてていて、すぐに寝てしまいました。

そして翌日の朝、私からAさんにお礼のメッセージを送りました。

Aさんに対して好印象を持っていた私は、また次もデートしたいなと思っていたからです。

今はまだ友達以上恋人未満ですが、そこから発展していく恋愛もあると思っていました。

AさんからLINEもブライダルネットもブロックされる

しかし、Aさんからの返信はその日の夜になっても来ませんでした。

「忙しいだけだろうか」「彼の身に何かあったのだろうか」とはじめは考えていましたが、その時にふとイヤな予感がしました。

AさんとはLINEの交換もしており、やりとりは全てLINEで行っていました。

知っている方も多いと思いますが、LINEは、スタンプのプレゼント機能を使ってブロックされているかどうか確認することができます。

「もしかしてブロックされてるんじゃないか」と思い、確認してみると、なんと私はブロックされていたのです。

ブライダルネットも確認してみると、Aさんは「退会済み」と表示されており、ブロックされている状態でした。

あきの

ブライダルネットはブロックされた人は退会済みと表示される仕様です。

亜美

私とのデートが楽しくなかったため、もう連絡を取りたくないと思ったのか、もしくはデートをした次の日に彼女が出来たのでブロックをしたのか、連絡が取れなくなった理由は今もわかりません。

あきの

・・・。

本当はどう思いますか?

亜美

・・・。

ほんとは捨てられたんだなって思います。

亜美

あとから思い返せばAさんのことはほとんど何も知らない状態でした。

名字も知らず、教えられたのは名前と年齢のみで、それらの情報も、見せられた動画も本当に彼だったのかわかりません。

 

ただ、デート中のスキンシップも多かったので、Aさんは「本当に恋人探しでマッチングアプリを使っていたのかな?」と疑問に思いました。

よく知らない相手と、いくらお酒の勢いもあったからといって、親密な関係になってしまった自分がとても恥ずかしく、反省もしました。

亜美

相手の素性もわからないまま、初日から親密になるのはリスクが高いと改めて思いました。

もしかすると、Aさんがもっと悪い人だった可能性もあるのです。

 

今回は音信不通になっただけですが、この先も同じことをしていたらいつか痛い目に遭ってしまうと思いました。

本音をいうと、Aさんと音信不通になったのは今でもショックですが、彼との関係は良い教訓になったと思います。

あきの

Aさんのことは、マッチングアプリの運営に通報などはしましたか?

亜美

Aさんには乱暴された誘われたわけではないので、通報などはしませんでした。

当時は、Aさんのことが好きでしたし、気持ち的に悪い人だと思いたくなかったのだと思います。

Aとの関係の時系列

  • ブライダルネットでマッチング後1日4往復ほどやりとり
  • マッチング後1週間ほどでLINEに移行し、会わないかと提案される
  • 提案後、実際に会って、友達以上恋人未満の関係になる
  • その次の日にペアーズ、LINEをブロックされて音信不通となる

■Bさんとのマッチングから1回目のデートまで

Bさんと出会ったのは、ユーブライドを使い始めて一年ほど経ってからのことでした。

Bさんは、

  • 私より2つ年上
  • 柔和な物腰
  • 俳優の中村倫也似のイケメン

でした。

Bさんと出会った当時の私は、マッチングアプリを使って多くの男性と会っていましたが、毎回、「この男性と恋人になれれば」と、純粋に良い出会いを探していました。

そして、Bさんとも、きちんと恋愛したいと思っていました。

ユーブライド上のBさんのプロフィール写真は数が少なく、顔が写っているものは1枚だけでしたが、その1枚がとても優しい笑顔だったため、私から「いいね!」をしました。

その後、マッチングをして、1日3往復ほどメッセージのやり取りを行いました。

Bさん曰く「仕事中は携帯を一切見ないので、帰宅してからでしか返信できない」とのことで、返信はいつも夜でしたが、Bさんの返信が、丁寧で、話題も途切れることなく、楽しくやり取りをしていました。

メッセージのやり取りを1ヶ月ほどした時に、Bさんから「映画に見に行こう」と会うことを提案してくれました。

私もそろそろ会って話がしてみたいと思っていたため、承諾し、その週末、京都でBさんとお会うことにしました。

亜美さんがBさんと一緒に見に行った映画「マスカレード・ホテル」

Bさんとは、メッセージのやりとりした期間が長かったので、会うときもあまり緊張せず、穏やか雰囲気で過ごすことができました。

また、Bさんは

  • 映画のチケットやレストラン(京都河原町にあるyasai horiというお店)の予約をしてくれていた
  • どの建物でもドアを開けて、先に私を通してくれる
  • 私が高いヒールを履いていたため、階段を降りる時は自然に手を取って歩きやすいようにしてくれた(階段を降り終わると、手は離してくれます)

など、エスコートがとにかく上手だったので、特別扱いを受けているような心地よい気分にしてくれました。

あきの

エスコートが上手な男性ってやはり女性に人気ありますよね。

その他にエスコートが上手だなと思ったところはありますか?

亜美

映画館の座席に移動する際、既に予告が始まっていたため、既に席についている人の邪魔にならないよう腰を低くして移動していました。

その時、私のショルダーバッグが肩からずれて歩きにくい状態になってしまったのですが、前を歩いていたBさんがそれに気付いてすぐに私のバッグを持ってくれました。

何も言わずにすっと助けてくれたところがとても素敵だと思いましたし、「私のことを気にかけてくれているんだ」と思えたので、そういう部分がエスコート上手だと思いました。

亜美

そして、初回のデートが終わりに近づいた頃には「もっとBさんと一緒にいたいな」と思うほど、彼に魅了されていたと思います。

 

そのため、Bさんから「もうちょっと一緒にいたいねんけど、この後、うちに来ない?」と言われた時、初対面の男性の家に行くのはよくないことであり、本当は断るべきところなのに「私も一緒にいたいです。」と馬鹿な返事をしてしまいました。

あきの

Aさんの時に、もう怖い思いはしたくないから、親密になる前に相手の素性を知ろうという心構えだったと思います。

当時の亜美さん的にBさんのことは「素性を知れている」という段階でしたか?

亜美

そうですね。

デート前のメッセージでのやり取りで既に名字や年齢など知っていました。

初デートの時には名刺も見せてくれたので勤務先もわかりました。

嘘をついている様子もなかったので、ある程度は信頼していましたね。

あきの

お二人のやりとりだけを客観的に聞いていると、初デートで名刺を見せてくるとか「安心させようとしている感」が逆に怪しいと思ってしまいました。

亜美

お仕事の話をしている時に、会話の流れで名刺を見せてもらったので違和感はありませんでした。

製薬会社で働いていて研究部門にいると聞いていたので、私が冗談で「えーじゃあ、賢いん?」と聞くと「賢いよ!ほんまやで、リーダーしてるもん」と言う流れで名刺を見せてもらったんですね。

名刺には研究リーダーと肩書があったので、そこで話を信用しました。

あきの

なるほど。

ちょっと意地悪な言い方で恐縮ですが、名字、年齢、名刺などは免許証を見ないかぎり、全て偽装可能な範囲の情報ですが、亜美さん的な「素性を知る」はそこまで厳密ではなかったのでしょうか?

亜美

確かに名刺はいくらでも偽装できますよね。

当時は警戒心がなかったので信じてしまいましたが、今の私は絶対信じません(笑)

初デートの後からBさんと体の関係になる

初めてのデートの後は、LINEを交換し、LINEでやり取りを行いました。

Bさんの態度は、その後も変わることなく、私はどんどんBさんのことを好きになっていきました。

そのため、マッチングアプリで別の人と会うことも少なくなり、やり取りもほとんどしませんでした。

その後、Bさんとは2週間に1回のペースで会うようになり、IKEAや海遊館など、彼はいつも私が行きたいところに連れて行ってくれました。

お付き合いしている関係ではなかったのにも関わらず、毎回デートの終わりにBさんの家に行っていました。

ただ、それでもお付き合いにまでは発展しなかったので、Bさんにとって私が「前向きに交際を考えている女性」なのかがわからず戸惑っていました。

ちなみに、私は、自他共に認める面食いで、Bさんの何が良かったのかといえば、一番は顔でした。

そして、常に優しくエスコートされて、整った顔でにこっと笑いかけられると、どうしても気持ちが浮ついてしまって、Bさんとの関係をきちんと考えなおすことができなかったのです。

あきの

自他共認める面食いな亜美さんは、芸能人でいえば誰がすきなんですか?

亜美

特にうす顔が好きで、好きな芸能人は中村倫也さんや金子大地さんです。

なので、Bさんは中村倫也さん系だったのでとてもタイプでした。

当時の私は、よく友人たちに恋愛相談をしており、この時も、Bさんのことを友人たちに相談していました。

友人たちは「付き合ってもいないのに、エッチしちゃったら都合のいい女やで。そもそもヤリ目っぽいし、その男はやめとき。」と口を揃えて言っていました。

私自身も、Bさんは私を「いつでもエッチできる都合のいい女性」としか思っておらず、この先これ以上の関係は望めないとうすうすわかっていました。

Bさんと会った日の次の日の朝、いつもBさんは「午前中から用事がある」と言ってくるため、朝帰りさせられていましたし、終電で帰ることもありました。

また、私のことを「かわいい」とは言うけれど、「好き」という言葉は一度も言ってくれたことがなかったのです。

そして、Bさんの彼女にはなれないばかりか、「Bさんには彼女がいるのではないか」とも思っていました。

なぜならBさんの家には、2人用の食器が多く、明らかに女性が使うようなデザインのマグカップもあったからです。

Bさんはそのマグカップが「妹のものだ」と言っていましたが、私の女の勘が「それは彼女のものだ」といっていました。

そもそもBさんの妹は関東に住んでいるため、そのマグカップを頻繁に使うはずはないのにも関わらず、家に行くたびにマグカップの置き場所が変わっているのです。

私は自分が「彼女がいるBさんにすがる都合のいい女」である現実を受け止められず、Bさんの家から朝帰りする度に「何をしているんだろう」と悲しくなりました。

落ち込んだ気持ちをなんとか盛り上げれないかと、帰り道にドーナツを買って食べてみましたが、大好きなはずのドーナツも美味しいとは思えませんでした。

Bさんに自分との関係を問いただそうと決心

Bさんとの初デートから3ヶ月ほど経ち、ようやく「このままずるずるとBさんとの関係を続けるのはダメだ。」と思った私は、Bさんに「私との今後のこと」を聞こうと決心しました。

そしてある日、いつものようにデートをしてBさんの自宅で過ごした後、横で寝ている彼に「Bさん、あのね。」と声を掛けました。

まだ電気を消して数分も経っていなかったので、Bさんは起きていたと思いますが、返事はありませんでした。

私は、私がBさんにとってどういうどういう存在なのかを聞くつもりでしたし、返事がなくても、そのまま言葉を続けようと思っていました。

しかし、仰向けで寝ていたBさんが体を動かして、私に背中を向けた瞬間、私にはこれ以上話を続けることができませんでした。

そのまま、何事もなかったかのように朝を迎え、Bさんはいつものように私に紅茶を入れてくれて、私も普段どおりに接しました。

ただ、その日から私が送ったメッセージがBさんに未読スルーされるようになりました。

きっとBさんは、あの時に私が2人の関係について問いただそうとしていたことに気が付いたのだと思います。

そして、それに応えるのが面倒だったため、未読スルー(おそらくLINEブロック)をして関係を切ろうとしたのだと思います。

私は、Bさんの自宅も会社も知っていましたが、彼にそれ以上関わろうとは思いませんでした。

Bさんのことは好きでしたが、Bさんが私に真剣になってくれない以上、そこで関係を断ち切らないと私がもっと悪い方向に落ちていくと思ったからです。

BさんのLINEをブロックして、友人にたくさん話を聞いてもらい、Bさんとの関係を終わらせる努力をしました。

もちろん、辛かったですが、日が経つにつれて傷も癒え、一ヶ月後にはさっぱり忘れていました。

大好きなドーナツも、また「美味しい」と感じるようになりました。

それが何より嬉しかったです。

あきの

辛かった時に傷を癒せた一番の方法はなんですか?

亜美

友人に話を聞いてもらったことですね。

Bさんとの間であったことは包み隠さず、全て話しました。

Bさんと恋人になれなかったのは、私自身の責任もあると思います。

そもそも、付き合ってもいないのに相手の家に行くこと自体が良くなかったですし、「顔が格好いいし」と安直に考えいたことも悪かったと思います。

友人にはたくさん叱られましたが、その後に「自分のことは棚にあげていいから、Bの悪口を言おう!」と提案してくれたので、Bのことを悪者にして、たくさんの悪口を言いました。

とても気持ちがスッキリしましたね!

あの時、友人が話を聞いてくれなかったら、一人でウジウジと考え込んでいたと思います。

あきの

ご友人にはなんといわれたんですか?

亜美

「もう絶対に初デートで親密になるな。というか、絶対に付き合うまでキスもするな」と怒られました。

今思えば、本当に大切なことを説いてくれていたと思います。

私が自分自身の価値を下げるような行為をしていることに友人は怒っていました。

あきの

なるほど、良いご友人をお持ちになりましたね!

 

同じ様に相手の都合のいい存在になってしまった女性に対するアドバイスなどあればお願いできますでしょうか。

亜美

体を許してしまって、男性の都合のいい存在になってしまうと、残念ながらずっと都合のいい存在として扱われてしいます。

  • その関係を切る
  • それでもいいから関係を続ける
  • 改善する努力を続ける

などは全てあなた次第です。

ただ、少し立ち止まってみて「都合のいい存在として扱われて、本当に良いのか?」と自分に聞いてみてください。

そこでもし、「それでもいい!もっと頑張って相手を振り向かせたい!」という方はそのまま突き進みましょう!

楽しい気持ちや、振り向かせたいという気力が湧いて来たのならそのまま頑張ってください!

逆に、「振り向かせる気力も湧いてこない。つらい。切ない。悲しい。」というような気持ちになる場合は、思い切って関係を断ちましょう。

それ以上、その人と不毛な恋をしても、得るものはありません。

私の経験でいえば、Bさんに費やした時間はとても無駄だったと思っています。

Bさんとの関係から人生の教訓は色々と学びましたが、もっと賢く、時間を無駄にせず有意義に使えばよかったと思っています。

辛いこと、悲しいことを無理して続ける必要はありません。

辛い気持ちにさせる相手に時間を費やすならば、自分磨き、友達と遊ぶ、新しい出会いを探す方が絶対に有意義です。

関係を断つことはとても辛く、苦しいことですが、それがきっと未来のあなたのためになると思います。

Bとの関係の時系列

  • マッチング後1日3往復ほどメッセージのやり取り
  • マッチング後1ヶ月程で会わないかと提案される
  • 実際に会って、体の関係になる
  • LINEでのやり取りに移行し、一日3往復ほどやり取り
  • 1回目に会った2週間後にした2回目のデート
  • その後も3カ月ほどセフレのような関係が続く
  • 関係を問いただそうとした次の日から未読スルーが続く
  • LINEをブロックして関係が消滅

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