■かえでさんのプロフィール
年齢:34才
住まい:東京都目黒区
職業:社長秘書
趣味:お散歩することとワインを飲むことと筋トレです。
マッチングアプリを使おうと思ったきっかけ
年齢的に結婚を考えていたのですが、職場では、60代の既婚男性である社長、役員クラスの方々としか会わず、出会いがありませんでした。
はじめは、マッチングアプリに
- 身体目的の男性がいるのではないか
- お金を騙し取られるのでないか
- ストーカー等の警察被害にあわないかどうか
などのイメージがあり、利用することにとても抵抗がありました。
しかし、25~30歳ほどの知人に「出会い方として合コンは古い。今の出会いはマッチングアプリが多いので使用するのが当たり前だ。」といわれたことがきっかけで、マッチングアプリをはじめてみました。
色々なマッチングアプリを使い分けて使用してみました。
相手に求める条件
- 居住地:都内(できれば城南エリア)
- 年齢:25-43歳
- 職種:会社員・経営者・その他
- 学歴:大卒
- 身長:170cm
- 同居人:なし
- お酒:飲む
- タバコ:吸わない
- 体系:筋肉質、普通
- 年収:750万以上
- 子供の有無:無
出会った方の人数
お会いした方は45人程度で、実際に付き合った方は5人です。
主に、「いいね!」を頂いた方(5,500回以上)からマッチングした方(125人程度)を候補に選定しました。
「いいね!」が5,500回で、マッチングしたのは125人ということでかなりマッチング自体絞っておられるようでした(2%ほど)。
何かの基準で厳選していらっしゃったのですか?
はい、厳選していました。
たくさんの方とメッセージをするのは効率的でないし、面倒と思ったからです。
また、きちんと誠意をもって相手とやり取りしたかったという理由もあります。
「いいね!」をお返しする人の基準を教えて下さい。
男性からいただいた「いいね!」をお返しする私の中の基準は、
- 顔が生理的にOK
- 年収が750万以上
- 会社員であること
でした。
かえでさんから「いいね!」を送ることはありましたか?
本当に好みの男性であれば私から「いいね!」をすることもありましたが、ほぼ受け身でマッチングアプリを使っていました。
■各マッチングアプリを利用してみた印象
1.ユーブライド
婚活しようと思ってから最初に登録したマッチングアプリで、登録後3か月で彼氏ができました。
ユーブライドでは、スタンダードの3ヶ月プランに入会しました。
- 丁寧に返信くださる方が多い
- 章も真剣に書いている方が多い
などの点でワクワクメールよりも真面目で真剣な方が多いという印象を受けました。
その分、いい意味で派手な人は少なく、「いいね!」はたくさんいただくものの、
- 真面目過ぎるプロフィールだった
- 見た目が好みでなかった
などの理由でマッチングにはいたらないことが多かったです。
また、ユーブライドは、共通の趣味の相手を探す時の利便性があまり良くありませんでした。
ユーブライドで、
- 「いいね!」をいただいた数は1,000回以上
- マッチングしたのは20人ほど
- お会いした方10人ほど
- お付き合いした方1人
です。
2.ワクワクメール
ワクワクメールは、ユーブライドで出会った彼と別れた後に登録したアプリでした。
友人がワクワクメールを使用しており、勤務地が近くて素敵な人とマッチングしたとのことでしたので選びました。
ワクワクメールでも、登録して3か月程度で彼氏ができました。
ワクワクメールより年収面、見た目の条件が良い方が多く、マッチングした方はおそらく100人くらいだったと思います。
勤務地や住まいが近い方、趣味が合う方とのマッチングがすんなりいき、お会いした方も50人くらいでした。
ワクワクメールは、ユーブライドほど真面目でなく、私にはちょうど良いアプリです。
お付き合いした方とお別れし、一定期間後にワクワクメールの利用再開ということを繰り返しておりました。
ワクワクメールで、
- 「いいね!」をいただいた数は4,000回以上
- マッチングしたのは100人ほど
- お会いした方30人ほど
- お付き合いした方2人
です。
3.ブライダルネット
ワクワクメールの次に利用したのがブライダルネットというマッチングアプリで、運営による事前審査があり、身元がしっかりした男性女性が集まっているマッチングアプリです。
ただ、私の友人・知人の男女共に皆通過していたので、「そこまでハードルは高くないのかな?」とも思っています。
私がブライダルネットを選んだ理由も、
- 審査制であること
- 年収が高い方しか入会していない
などから、自分で条件の良い男性を選ぶのが面倒ではないかなと思ったからです。
ブライダルネットは、利用し始めてから5か月程度で彼氏ができました。
ブライダルネットでは、日記やコミュニティ機能で趣味・ライフスタイルなどが合うお相手が探せます。
ブライダルネットでは、毎月最大42名の希望条件にあった相手を紹介もしてくれます。
専任のカウンセラー「婚シェル」が寄り添ったサポートをしてくれるので安心です。
男性は登録する時に職業に関する条件をいくつかクリアする必要があり、それが影響して全体的に年収が高くなっている様です。
私がメッセージをやり取りした方の中では、家デートのお誘いがかなり多かったので、真剣なお付き合いが目的ではない男性も多いと思います。
私は、真剣な出会いを探しており、そのようなお誘いはニーズに合わなかったので、お答えせずにすべてスルーしました。
ブライダルネットで、
- 「いいね!」をいただいた数は500回以上
- マッチングしたのは5人ほど
- お会いした方5人ほど
- お付き合いした方2人
です。
4.ハッピメール
飲み仲間(あわよくば彼氏)が欲しかったので、ハッピーメールを使用していました。
ハッピーメールで、マッチングして、お会いした方は外資証券マン、広告マンが多かったです。
36歳の外資証券マンは、2対2にしてくれという依頼を受けて、西麻布のレストランとバーに連れて行っていただきました。
その時も含め、帰りはきちんと渋谷駅まで一緒にタクシーで帰るという飲み会が多かったです。
恋活、婚活というよりは、既婚者がちょっと若い女性とご飯したいというような感覚をお持ちの男性が多かったように思います。
ハッピーメールは既婚者の利用は禁止されていません
別でお会いした35歳の広告マンは、人形町のイタリアンでご飯だけして帰りましたが、「俺ってどう思う?」という俺分析をひたすら2時間お願いされました。
私が利用したのは2014年のことなので、今は事情が違うかもしれませせんが、ハッピーメールは、婚活マッチングアプリというか、「気軽に出会いを」というテーマのマッチングアプリのように感じました。
あと、俺分析をさせてきた方を含め、「ちょっと不思議な人」が多いアプリなのかなという印象でした。笑
他にも色々な出会い系、婚活アプリがありますので、ご興味のある方は以下の記事をご覧頂ければと思います。
■はじめにお付き合いしたAさん
- 35歳
- 監査法人の公認会計士
- 同業種(IT)
- 身長180cm
- 見た目がタイプ
という方だったので、「いいね!」をお返ししてマッチングしました。
また、学歴が慶応大学(慶應義塾大学)だったので頭の良い方だなというところも魅力的でした。笑
仕事の話や好きなご飯の話をしながらメッセージで1週間ほどやりとりし、食事の約束をしたものの、Aさんの体調不良で中止になってしまいました。
その後、やり取りは完全に途絶えていたものの、2か月くらい経ってから「やっと仕事が落ち着いたのでもう一度チャンスをください」とメッセージをいただき、再度食事の約束をしました。
初デートで告白されてお付き合い
その時は、Aさんが銀座のレストランを予約してくれて、当日お会いしました。
Aさんと会話してみると、元々同じ会社の方で、共通の知り合いもいたため、会話が弾み、二軒目に移動して飲みなおしました。
その際に、「いきなり会ってすぐ付き合ってもおかしいかもだけど、これ逃しちゃうとすぐ会えないかもだから、付き合ってくれない?」と言われ、Aさんのことをそこまで好きかわからなかったのですが、断る理由もないのでOKしました。
その後、週に1回程度会っていましたが、付き合って3か月で彼が長崎に転勤になってしまいました。
ただ、転勤前に、「結婚もきちんと考えたい」と言ってくれて、安心させてくれました。
東京と長崎の遠距離恋愛
その後3日に1回は電話をし、東京に来てもらったり、長崎に行ったりして、月に1回は会えるようにお互い努力し、遠距離恋愛を1年近く続けました。
長期休みにはタイのプーケットに一緒に旅行もしました。
ただ、その後、
- 私が東京から出たくないこと
- 長崎にもし行ったとしても、グローバルな会社が少ないし、自分のやりたい仕事がない
という理由で、私の中でAさんとの未来が見えなくなってしまいました。
そして、Aさんとは、だんだんと電話の回数も減り、会うことも少なくなりました。
「このまま自然消滅なのだろうな~」と思っていたら、最後にあってから2ヶ月後くらいに「別れよう」というLINEがありました。
「今更いわれても…」と思いながらも、きちんと別れを申し出てくれたAさんは誠実な方だったんだろうなという思い出です。
Aさんはどうすればかえでさんと結婚まで繋げられたと思いますか?
転勤の際にもう少し結婚について話してから、転勤先の長崎へ行ってくればよかったかなと思います。
良くも悪くも、きちんと対話をしない状態で遠距離恋愛になってしまったので、きちんと結婚について話をする時間を設けられませんでした。
また、Aさんは自分中心で転勤を決めてしまったので(彼の実家は九州)、私のことをもう少し考慮してほしかったです。
私がAさんについていくということは、東京にいる家族や親戚とも疎遠になりますし、仕事も辞めなくてはなりません。
Aさんにもともと「実家方面に帰りたい」という気持ちがあったのであれば、九州方面出身か九州在住の方をマッチングアプリで探せばよかったではと思います。
確かに。
結婚後の移住先なども考えて、マッチングアプリを利用してほしいですよね。
Aさんとの時系列まとめ
- ユーブライドでAさんから「いいね!」をいただきマッチング
- 1週間程度やり取りし、デートの約束をするがAさん体調不良でキャンセル
- その2か月後くらいに再度連絡があり一緒に食事
- 食事に行った当日にAさんより告白され、付き合う
- 週に1回は会って、お互い信頼関係を深める
- 付き合って3か月で遠距離恋愛スタート
- 遠距離恋愛9か月で結婚が見えなくなり、自然消滅に近い状態でお別れ
■2人目にお付き合いしたBさん
Aさんと音信不通期間にワクワクメールに登録し、その時に年下の銀行員のBさんとマッチングしました。
Bさんは、私の住まいと職場が近く、さらに彼の仕事内容が私の前職と似ていたこともあり、メッセージで盛り上がりました。
そして、またしても慶応ボーイでした。笑
マッチングしてから、Bさんと3日間くらいメッセージのやりとりし、その後、お会いすることになりました。
初回のデートでは、都内のビストロでご飯の後、2件目として近所のバーで飲みました。
バーの帰りは家の近くまで送ってくれて(下心はなさそうで、送ってくれたのは途中まででした)、「また来週会いたいので土曜に飲みましょう。」といわれて、その日は解散しました。
2回目のデート後にLINEで告白されて保留
初デートから1週間ほど後に2回目のデートをしました。
その日は、都内のステーキ屋さんでご飯をし、家の近所で飲みなおして帰り道の途中まで送ってもらうという初回のデートと同様の流れでしたが、帰宅した後にLINEで付き合ってほしいと告白されました。
当時、まだAさんと別れきれていなかったということもあり、誰かとお付き合いすること自体を悩んでいたので「元カレと音信不通であり、まだ関係を精算できていないこと」、「まだBさんのことを付き合うほど好きになっていないのでもう少しこのままご飯行く関係でいたいこと」をBさんに伝えました。
よく議題で上がることですが、かえでさんは「LINEでの告白」「お酒が入った状態での告白」をどう思われますか?
「LINEでの告白」も「お酒を飲んだ後の告白」も真剣さが伝わらないので、よくないと思います。
もしお酒が入った状態で告白された場合は、「そうかそうか~、ありがとう!酔っぱらってるんだね!ゆっくり寝てね。」といったように軽く受け流してしまいます。
2度目の告白でお付き合いスタート
その後、Aさんとの関係もきちんと終わり、それを待っていてくれたBさんに押されて付き合うことにしました。
ちなみに、Bさんからの2度目の告白は、LINEではなく直接言ってくれました。
私の誕生日当日、彼が予約してくれた都内のレストランで「結婚を前提にお付き合いしてほしい」とのことでした。
結婚までの展開が早すぎて気持ちが追いつかずお別れ
付き合って2か月の時点で、Bさんの親と一緒に食事に行ったり(東京にいらっしゃるとのことだったので)、一緒に住む物件や婚約指輪を2人で見に行ったりと、結婚までの展開が非常に早く進んでしまいました。
そのスピードに私が着いていけなくなり、Bさんと少し距離を置きたくなってしまったので、「結婚とか考えるにはまだ付き合って日数も浅いし、家も一緒に探している中だけど、全てに置いてもう少しゆっくり関係を進めていきたいかな。なので、家も一旦探すのやめよう。」とお願いして距離をおいてもらいました。
Bさんは距離を置くことを受け止めてくれたのですが、
- 「毎週会いたい。」
- 「他の男性とご飯に行って欲しくない」
- 「家に泊まりたい。泊りに来てほしい」
- 「もっとスキンシップを取りたい」
といった要望が日に日に多くなり、結局、束縛されすぎるのを恐れて、Bさんに連絡するのが面倒になってしまい、4か月で別れてしまいました。
もしBさんがもう少しうまくかえでさんにアプローチして結婚にいたるとしたらどのようなペース、流れがよかったですか?
ペースが速いと感じてしまったのは、そもそも私がBさんのことを好きになり切れていなかったからであるように思うため、どちらにしろBさんとは続かなかったと思います。
ちなみに、もし相手の事を好きになった場合の結婚への理想のペースは、付き合って3か月くらいから家をどうするか、両親にお会いするかなどの「結婚に向けての準備」を進める感じです。
Bさんとの時系列まとめ
- ワクワクメールでBさんから「いいね!」をいただきマッチング
- 3日程度やり取りし、お食事
- 2度目のデート帰宅後にLINEで告白されるも保留
- その1か月後の誕生日に再度「結婚を前提に」と告白され、付き合うことに
- 付き合って2か月でご両親紹介、物件、婚約指輪探し
- 私が「スピードが速すぎるので、一度ゆっくり考えたい」と伝える
- Bさんの束縛が激しくなる
- 4か月で私からお別れを切り出す
■3人目にお付き合いしたCさん
しばしマッチングアプリを利用していなかったのですが、やっぱり私には出会いがないということで再度登録しました。
その時に、ワクワクメールでCさんとマッチングし、メッセージのやりとりをして、1週間程度でLINEを交換し、初回のデートの約束をしました。
初回のデートでは、和食屋さんへ行き、その後に近所のイタリアンで飲みなおし、家が近いということで家の近くまで送っていただいて帰りました。
Cさんは、早稲田大学でアメフトをやっていたらしく、ガタイの良い男性で、お会いしたときの印象は、恋愛対象というよりも、近所のご飯屋さんの話で盛り上がれる丁度よい飲み仲間という感じでした。
一度、お会いした後もLINEでのやりとりは継続して続いており、Cさんが私の家の近くに来ているということで「ご飯でもしますか」とお誘いいただき、2回目のデートをしました。
2回目のデートの後は、2人で手をつないで帰り、一緒にいるのが心地良かったので、はじめは飲み仲間だと思っていたのですが、「この人と付き合ってみるのも良いのかな」と思い始めていました。
3度目のデートでCさんの家に行きお付き合い開始
その後、3度目のデートは「行きたいお店があるので一緒に行こう!」と私から誘いました。
この日のご飯の後、Cさんから「うちで飲み直す?」という提案があり、Cさんの家に行くことにしました。
その時、Cさん宅で私から誘導尋問をしました。
誘導尋問とはどんな感じでしたか?笑
- 「なんで私たちこんな頻繁に遊んでるの~?」
- 「今日おうちに招いたのはどうして?」
- 「この後私たちの関係はどうしたいの?」
などと聞き、「付き合おう」と言わせました笑(マッチングから1ヶ月後ぐらいでした)。
Cさんは、平日は仕事、土日はサーフィンの大会にでるための練習ととても忙しい方でした。
付き合ったあとの会う頻度は、2週間に一回ほどで、しかも会うときでも夕方から近所でご飯を食べて、Cさんの家に泊り、朝帰るという繰り返しでした。
お昼にデートできない不満がたまりお別れ
Cさんがとても忙しいため、昼間からどこかに出かけることはできませんでした。
一度、「お昼にアートミュージアムイベント行きたい!」と私が伝えて、デートの約束したのですが、「サーフィンの大会があって行けなくなった」とドタキャンされてしまいました。
長年付き合っているならまだしも、付き合って2か月の段階で、このような生活では、今後結婚が見えてこなかったこともあり、お互い距離を置くようになり(Cさん自身も私との今後の付き合いに何か違和感を抱いていたようです)、結局3か月でお別れしました。
Cさんとの時系列まとめ
- ワクワクメールでBさんから「いいね」をいただきマッチング
- 1週間程度やりとりし、家が近いことが判明、食事に誘われる
- その後もLINE継続、2週間で2回目のデートへ
- 3回目のデートは私から誘って彼の家へ。お付き合いすることに。
- 2週間に1回デート、なかなか会えないことと日中デートができない不満がたまる。
- お付き合い3か月で私からお別れ
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