■ミミさんのプロフィール
はじめまして、東京都23区都市部在住30歳のミミです。
新卒で教育関係の企業に入社して、そのまま現在も勤務しており、今年が8年目です。
趣味は映画をみること、読書から旅行とインドア・アウトドア両方楽しめるタイプです。
海外に行くのも好きなのですが、英語があまり話せないので、オンライン英会話を始めました。
以前からオフ会などに参加したことがあったので、ネット経由の出会いに対する抵抗はあまりなく、「とにかく出会いを増やそう!」と思って、29歳の時にマッチングアプリを始めてみました。
マッチングアプリを使おうと思ったきっかけ
マッチングアプリを使おうと思った一番のきっかけは、5年以上付き合っていた男性と別れてしまったことです。
私はその人と結婚するものだと思っていたので、新しく男性と出会うための機会は特に作らないまま20代の大半を過ごしてしまいました。
その人と別れたときの私はすでにアラサーで、友達も次々と結婚してしまっていたので、「婚活しなきゃ!」と思い立ったのです。
また、私が勤めている会社はあまり大きくないため、仕事関係で新しい出会いはほとんどなく、とにかくたくさんの人と知り合うことが必要だと考えました。
マッチングアプリは、
- 無課金でも使える
- 写真やプロフィール(趣味、興味のあること、価値観など)を見て会う人を決めることができるので効率が良い
- ッチングして会う場合、相手も多少は自分に興味を持ってくれている状態で会うため、ハードルが下がり、少し気が楽である
などにメリットを感じました。
また、「マッチングアプリでいい出会いがあった」と友達に聞いたことも、きっかけの一つだったと思います(結局、その友達はその出会った人と結婚しました!)。
マッチングアプリで出会った人とどうなったか
- 利用したマッチングアプリ:ブライダルネット、エンジェル
- いただいた「いいね!」は約200~300回
- 送った「いいね!」は0回
- マッチングしたのは約30人
- お会いした方は約10人
- お付き合いした方は1人
- 体の関係のみの方は0人
- これまでにお付き合いされた人数3人(マッチングアプリ以外も含む)
あえて、自分から「いいね!」はしませんでした。
気になる方には足跡をつけて、もし相手から「いいね!」がきたらお返しするようにしていました。
そのようにされていたのはなぜでしょうか?
初対面の方と会うのは気力が必要なので、マッチングアプリを使うのは短期間にしようと決めていました。
そのため、自分が相手を追いかけるのではなく、私のことを「いいな」と思ってくれた方の中から自分の条件に合う方を選んで会うのを優先したいと考えたからです。
マッチングアプリで相手に求める条件
ミミさんのこだわりポイント
- プロフィール写真で顔が分かる写真が複数ある人(1枚だと雰囲気だけしかわからないので)
- プロフィールの文章が短くない人(短い人は真剣度が低いと判断)
- プロフィールの文章に誤字があまりない人(誤字が多いのは真剣度が低いと判断)
- メッセージでこちらにも質問をふってくれる人(話題や質問を出し合っていく関係が好きなので)
その他の条件
- 居住地:東京、神奈川、千葉、埼玉
- 年齢:28~35歳
- 学歴:大学卒。できれば国公立、早慶上理
- 身長:できれば175cm以上
- 同居人:なし
- タバコ:吸わない
- 体型:ぽっちゃり以外
- 年収:400万円以上
- 休日:土日休み
- 結婚に対する意思:「すぐにでもしたい」「いい人がいたらしたい」「2~3年のうちに」のどれか
- 結婚歴:なし
- 相手の子供の有無:いない
■マッチングアプリを利用してみた感想
ブライダルネットを利用してみた印象
ブライダルネットは、ユーザー数が多いイメージがあったのと、結婚を意識している人が多そうだなと思ったので選びました。
ブライダルネットには、暇つぶしで利用しているだけの人や体目的らしき人も結構いましたが、そのような人とは「マッチングしない」、「マッチングしても会わない」を徹底していたので、お会いした人は真剣にパートナーを探している人が多かったと思います。
マッチングしてはじめてお会いするときは、相手の方があまり話を掘り下げてくれなかったり、私が「なんだかピンと来ないなあ」と思ったりしても、お互い緊張しているからかもしれないと思い、誘われればできるだけ2回目も会うようにしていました。
ただ、大抵、そのような場合は恋愛に進展しませんでした。
「できるだけ」ということですが、2回目をお断りしたのはどのような方々でしたか?
1回だけしか会わなかった男性の例を挙げると、数年前の写真を加工して使って、実物とかけ離れたプロフィール写真を設定していた方などです。
数年前の写真を加工して掲載するだけだったら、「とにかくチャンスを増やそうとして、いきすぎてしまったんだな」と思えるので許せますが、「盛れた写真使ったら「いいね!」がたくさん集まったんだよ!」と笑いながら話していたところがすごく嫌だったので、2回目のデートはお断りしました。
私はメッセージで盛り上がった人とだけお会いするようにしていたので、初回のデートで話題に困るということはありませんでした。
また、ブライダルネットで出会った男性の中には、私がメッセージ内でおすすめした映画や本を、会うときまでに見てくれて、感想を言ってくれるなど、好感が持てて、楽しい会話をしてくれる人も多かったです。
ちなみに、マッチングした方とお会いする場合、1回目にランチかディナー、2回目に少し長めにおでかけ(水族館や映画、脱出ゲームなど)という流れでした。
ブライダルネットでは、
- 頂いた「いいね!」は約200回
- 送った「いいね!」は約0回
- マッチングしたのは約20人
- お会いした方は約10人
- お付き合いした方は1人
- 体の関係のみの方は0人
です。
エンジェルを利用してみた印象
友達から「エンジェルは心理テストがおもしろいよ」とすすめられたのでエンジェルをダウンロードしてみました。
エンジェルのユーザー層は、ブライダルネットと比べてとくに違いはなかったのですが、心理テストで相性を決められることに対する違和感と、検索条件を絞っても条件に合わない人が表示されるなどがあり(これは私の使い方が悪かったのかもしれません)、何人かとはメッセージしたものの、結局、エンジェルで実際に会うことはなくすぐにやめてしまいました。
エンジェルでは、
- 頂いた「いいね!」は約50回
- 送った「いいね!」は0回
- マッチングしたのは約4人
- お会いした方は0人
です。
体目的や真剣ではない男性を避けるためにマッチングアプリで気をつけていたこと
暇つぶしで利用しているだけの人や体目的らしき人を避けるためにどのようなことに気をつけていましたか?
マッチング前では、
- プロフィールの内容が極端に短い人
- 自分の好きなことや内面についてあまり触れていない人
には「いいね!」を返さないようにしていました。
もし、本気で相手を探している人なら、自分のことを知ってもらうためにプロフィールを充実させるはずだと考えたからです。
また、私がアプリを利用していたのが29歳のときだったのですが、20代前半の男性には「いいね!」をお返ししませんでした。
もちろん、自分よりも年上の女性が好きな「真剣に婚活している男性」もいるとは思いますが、「遊びの相手としてあえて年上の女性を狙う人も少なくない」という話を聞いたことがあるので、20代前半などの年下の男性に「いいね!」をお返しすることは、「遊ばれるリスク」が高いと判断しました。
もし、20代前半の男性が真剣にパートナーを探している方だったとしても、20代後半の私とは「結婚に対する意識」や「時間の流れに関する感じ方」などが違うだろうなとも思いました。
マッチング後のやりとりでは、
- メッセージを十分にやりとりしていないのに飲みに誘ってくる人
- あまり質問がしてくれず、「私に興味を持ってくれていないな」と感じられた人
などとは、お会いしないようにしていました。
マッチング前もマッチング後も慎重に相手を見定めながらマッチングアプリを利用していたため、体目的の方は大体会うのを避けることができていたと思いますが、お会いした中で1人だけ、「あれは体目的だったのかな」と思った方はいました。
その方とは最初のデートではディナーをして、話がとても盛り上がり楽しかったので、次の週に1日デートをしました。
初回のデート費用を全部出してくださって、私に対して好印象を持ってくれているのかなと思っていたのですが、初回デート後のある日、その方から「明後日、23時頃に会えないかな」という連絡がきたのです。
終電間際の時間に呼び出すのは体目的だろうと判断してそのお誘いをお断りし、今後も会うことはやめようと決めました。
そして、一度お断りしてから、その方から連絡がくることはなかったです。
■ブライダルネットで出会って付き合ったZさんとの体験談
Zさんとマッチングしてからのやりとり
Zさんとマッチングしたのは、私がブライダルネットを始めてから1週間くらい経った頃でした。
私は、検索の時にかなり細かく条件を指定していましたが、Zさんは、その条件をすべてクリアしており、プロフィール写真の顔も私が好みのタイプでした。
Zさんは自分の写真を3枚ほど載せていて、実物と写真が全然違うということもないだろうと思いながらプロフィールを見ていましたが、私から「いいね!」はしないつもりだったので、足あとだけ残したところ、彼から「いいね!」がきたのでお返ししてマッチングしました。
Zさんからの最初のメッセージは、「はじめまして!Zと申します。よろしくお願いします」といった簡素な文章でした。
このメッセージを見て正直、「あまり真剣な人ではないかもしれない」と思ったので、しばらく様子を見て、このまま浅いやりとりが続くようならこの人は恋愛まで発展しないだろうなと思っていました。
しかし、Zさんがしていたボランティア活動と似たようなことをしたことがあったため、親近感がわき、「いいね!」をお返ししました。
マッチング後、「私は最近、家の近くでボランティア活動をしているのですが、Zさんはどうですか?」とメッセージしたところ、Zさんから長文で即レスが返ってきて、18時くらいから寝る直前までメッセージの往復が続きました。
Zさんからくるメッセージの内容はユーモアのセンスがあっておもしろく、この人と会ってみたいなと思ったのを覚えています。
マッチングから3日目くらいのときに、Zさんから「よかったら会ってお話ししてみませんか」といわれました。
体目的の人を避けるため、自分の中で「マッチングしてから1週間くらいは相手とメッセージをやりとりする」というルールでマッチングアプリを利用していたのですが、Zさんとはメッセージを始めてからずっと話が盛り上がっており、朝の出勤前にもやりとりするくらい話が弾んだので、「今がいいタイミングだ!」と思い、会うことに決めました。
Zさんとの初回デート
Zさんと初めて会ったのは、休日の夕方でした。
新宿駅で待ち合わせし、初めましてのあいさつをしたときに「写真通りの人が来た!」と思いました。
そして、一緒にご飯を食べるお店に向かう間もお話が弾んだため、「会話のテンポが合う方だなあ。楽しくなりそうだなあ」とその時点でわくわくしていました。
連れていってもらったお店(名前は忘れてしまいました)も静かで雰囲気がよく、趣味の話や家族の話、色々なことを話すことができました。
マッチングアプリで出会った男性との初回のデートは2時間程度で切り上げることが多かったのですが、Zさんのときは話し込んでしまい、4〜5時間があっという間に経っていました。
ご馳走してもらったので、帰りの電車でお礼のLINEを打っているときに、Zさんから「楽しかったです。次はどこかでかけてみませんか?」というメッセージが来ました。
私も是非もう一度会いたかったので、次の約束をすぐに決めました。
Zさんとの2回目のデート以降
2回目は、週末に品川に遊びに出かけました。
初回のデートが盛り上がったとはいえ、1日遊んで疲れたり、沈黙が気まずくなったりしないかなどの心配も少しだけありましたが、お昼前から夜まで一緒にいて、ずっと楽しかったです。
その日のスケジュールは
- 品川のアンナミラーズでランチを食べる
- クアパーク(水族館)に行く
- お茶をする
- 買い物
- オービカモッツァレラバーでディナーをする
でした。
ランチと水族館以外は特に行くところを決めていなかったのですが、相談しながら決めるのもとても楽しいものでした。
6回目のデートで告白されてお付き合いがスタート
2回目のデート以降は、平日仕事帰りに飲みに行ったり、電話したりするようになりました。
そして、6回目のデートでZさんから告白してもらい、お付き合いがスタートしました。
その日のデートでは、新宿御苑に紅葉を見に行きました。
初回デートの時にに「紅葉を見に行こう」と誘われていたのですが、その時はまだ紅葉の時期には少し早かったため、「やっと見に来ることができたね」などと話しながらお散歩をしました。
前に電話をしているときに、「次会ったときに告白する」ということをにおわされていたので、この日はデート中、ずっとドキドキしていたのを覚えています。
ただ、新宿御苑をお散歩したあと、映画を見に行ったり、ごはんを食べたりしましたが、一向に告白される気配はありませんでした。
そして、帰りに駅まで向かっている時に「ちょっと話したいから歩かない?」と言われ、やっとそこで「ミミちゃんのことが好きです」と告白してくれました。
後からZさんに告白のタイミングについて聞いたところ、「いつ言おういつ言おうと思って帰りになってしまった」とのことでした。
6回目のデートでの告白はミミさんにとって適切なタイミングでしたか?
一般的に、マッチングアプリでの出会いでは3回目くらいで告白する人が多いということを聞いたことがあります。
そういった意味では6回目というのは遅い方なのかなと思いますが、Zさんと私はマッチングしてから1週間に1度以上お会いしており、初めて会ってから1か月以内での告白だったので、期間的にはちょうどよかったかなと感じています。
これが、2週間に1回のペースでお会いしている相手で、6回目のデートでの告白だとしたら、初めて会ってから3ヶ月後に告白という私にとっては遅めのタイミングであるため、「この人とはご縁がない」と判断していたかもしれません。
Zさんとマッチングしてから告白されるまでの1か月の間に他の方々ともお会いし、それぞれの方を見ることができたので、後悔なくマッチングアプリを退会することができました。
Zさんとお付き合いしてから
Zさんはとてもマメなタイプで、
- 毎日LINEをくれる
- 週に1、2回のペースで会いに来てくれる
などの行動に安心できました。
マッチングアプリで出会った場合、相手の身元や恋愛に対する真剣さが分からないという怖さがあると思っています。
しかし、Zさんの場合、初回に会ったときに職場を教えてくれたり、付き合ったその日に「一緒にアプリを退会しよう」と言ってくれたりするなど、とても信用できる方だなと感じました。
ただ、付き合いたての頃は、価値観の違いも多く、喧嘩もたくさんしました。
付き合うまでに6回しかお会いしていないので、付き合ってみるとお互いに見えなかった部分がどんどん出てきました。
例えばどのような価値観の違いで喧嘩されたりしましたか?
Zさんと私の価値観の違いはいくつもありましたが、結婚に関していえば、
- 結婚前に同棲をするかどうか(私が「同棲なし」で彼は「同棲あり」)
- お互いの家族に会うかどうか(私は「会うべき」で彼は「会う必要ない」)
などでした。
これらの価値観の違いに関しては、色々と話し合い、「同棲は期間を決めてから行う」「家族とは少なくともテレビ電話をする」などと折衷案を決めて解決しました。
お互いの価値観を擦り合わせるのは大変でしたが、最初にたくさんぶつかった分、今はお互いのことがよく理解できているのではないかなとも思います。
Zさんとの時系列まとめ
- マッチング後1日往復15通ほどやりとりする
- マッチング後3日ほどで会わないかと提案
- マッチング後13日ほどでLINE交換(待ち合わせのため)
- マッチング後14日ほどで実際に会って初デート(ディナー)
- その1週間後午前中から1日デート
- それから週に1、2回ずつ会う
- マッチングから1か月強(6回目のデート)で告白される
- 現在お付き合い継続中(1年強)
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